今回お話しするのは
現金プレゼント企画の詐欺
見分け方や予防方法
です。
世の中上手い話なんてありませんのでお気を付けください
現金プレゼント企画って?
プレゼント企画は
- 現金
- プリペイドカード
- 商品
などをランダムで、無作為にプレゼントしますよといった企画。
以前であれば、前澤社長が行っていました「100万円1億円分キャンペーン企画」などが有名です。
一般の人からすれば大変ありがたいです。
ですが、そんな善意100%なんてこの世にはありえないというわけです。
そういった企画は基本的に裏があるというものです。
現金プレゼント企画の目的
前澤社長は「夢を追いかける子に」といった感じでした。
ですが、あのプレゼント企画で「前澤社長」や「ZOZOTOWN」の大きな宣伝にはなります。
意図していないと言われても確認しようがありませんが、少なくとも宣伝にはなりました。
では、それ以外のプレゼント企画を開く人間達は何がしたいのか?
インフルエンサーになりたい
まず、1つ目のインフルエンサー。
これは「影響力の持った人間」ということになります。
プレゼント企画を行うと、数多くの人間が食いついてきます。
なので、それを複数回繰り返すとあら不思議。
いつの間にか「自分をフォローしている人物が1万以上」になっている。
1万人以上がインフルエンサーとは言い切れませんが、多少影響力を持った人物にはなれます。
承認欲求を満たしたい
これはインフルエンサーと似ています。
プレゼント企画を繰り返すことで、自分をフォローしてくれる人間が増えます。
そして、プレゼント企画をするたびに「持ち上げてくれる人」も出てきます。
そうやって、自分の認められたい承認欲求をTwitter上で実現させるんです。
それの手っ取り早い方法が「プレゼント企画」です。
お金を稼ぎたい
これが今回の本題ですが、「プレゼント企画」をするとネットに疎い子供たち、中には大人だって騙すことが出来ます。
そうやって騙された人たちを利用して、自分はお金を得る。
相手には何も与えない。
そんな酷い考えを持った人間が世の中にいます。
詐欺師たちはどうやって稼いでいるのか?
普通に考えたら「プレゼント企画」なんてしてお金なんて手に入るのか?
ですが、そこにはいろいろな手口があります。
主に2つ紹介します。
- 個人情報の売買
- ポイントサイトへの誘導
それぞれ見ていきましょう。
個人情報を売っている
個人情報を売るといっても裏サイトで・・・・・もあります。
ですが、大半は企業とかに販売しています。
企業が「個人情報をください」なんて言えるはずがありませんよね?
そこで、プレゼント企画で詐欺られた人たちの情報を、詐欺師が企業に売ることで現金を得ています。
企業からすれば、「商品を売るための個人情報」なんて喉から手が出るほど欲しいです。
なので、プレゼント企画でお金を稼ぐ方法に選ばれているわけです。
ポイントサイトへの誘導
これは僕たちへのダメージ自体は少なくないですが、やや悪質です。
ポイントサイト誘導は一昔前に流行った詐欺の方法。
「このサイトに登録すれば紹介した人間に数百円が入る」仕組みがポイントサイトです。
つまり、詐欺で騙された人たちは「まさか当たるとは思ってなかった」と気が動転しています。
なので「サイト登録ぐらいなら・・・・・」でやってしまいます。
これが、プレゼント企画で詐欺師がお金を得る方法に用いている2つ目の方法です。
札束の映像や写真の見分け方
では、どうやってあんなに大量の札束やお金の映像を用意できるのかですよね?
「本当に稼いでいる」というのが彼らの回答かもしれませんが・・・。
複数の答えがあります。
- ハングレ集団から購入している
- 映像用のダミー札束
- 詐欺で得たお金をさらに映像に回している
それぞれ見ていきましょう。
ハングレ集団などから購入している
最近問題になっているハングレ集団。
暴力団に入らないが、暴力団の名前を使ったり、未成年による暴力集団のことです。
この集団は「みかじめ料」や「恐喝」などで得たお金を用いてプレゼント企画用の映像を作成しています。
それを、自分たちで使ったり、他人に販売しています。
これが、プレゼント企画の「お金の映像を用意できるのか?」の答えの1つです。
映像用のダミー札束がある
これは「札束が山のように重なっている」ものに対する答えです。
Amazonに限らずなんですが、本来「映像撮影用のダミー札束」が用意されています。
Amazonで「札束 ダミー」って検索すると出てきます。
- 紙質がほぼ同じ
- 色も同じ
- 本物の銀行帯もついてる
- 柄は入ってない無地
といった特徴があります。
ただ、無地なので「一番上に本物の1万円札」を挟む必要があります。
こうすることで、本物そっくりの100万円札ができます。
ただ、「1万円札を入れるとちょっと曲がる」と言って輪ゴムで固定する場合もあるそうです。
これが、映像にある「100万円札の束」の正体です。
詐欺で得たお金を使いまわしている
こればかりはどうしようもない。
「映像に使われているお金」は本物でしょう。
例えば30万円を詐欺で得たとしましょう。
- 「お金がいっぱいあるのでプレゼント企画をします」
- 信じた人たちが騙される
- 「個人情報」「ポイントサイト誘導」
- 紹介料や情報売買でお金を得る
- またTwitterで同じことをする
正に負の連鎖です。
iTunesギフト券はどう説明する?
iTunesのギフト券やプリペイドカードはどう説明するつもりですか?
という質問にも答えます。
あれは知っての通り、「現実のお金をあのカードにチャージしないと使えない」仕組みです。
つまり、あのカードのみを見せられても、本当にその人が「購入」したものかどうかは不明です。
この点に関しては,Youtuberの山dさんの以下の動画で同じようなことを解説していました。
ウェブ上の残高はどうやってるの?
ちょっとまてよ。
楽天銀行やAmazonnギフト券の残高などで、「残高が1億円あるのでほしい人にあげます」ってあるじゃん。
あれはどうやって説明するんだよ?説明できないんだよな?
正体見たり。って感じだな。
はい。
自分の残高は「1亥」超えていますが何か?
Photoショップなどで加工は一切していませんよ?
こればかりは確認しようがありませんが、簡単にウェブ上の数字はいじることができます。
なので、ウェブ上の数字をTwitterのIDを載せながら本物アピールは恥ずかしいだけです。
現金プレゼント企画の見分け方
プレゼント企画の詐欺の見分け方は本当に難しいです。
こればかりはハッキリと申しておきます。
です。
映像の向こうを「詐欺!!」というのは簡単ですが、本物だって0.001%ぐらいの確率であり得るからです。
ただ、主に下の3つの方法を確かめてみてください。
- 公式マークがついているかどうか
- 過去ツイートを見る
- 相手の動画をもう一度検証させる
公式マークがついているかどうか
まず、2019年に流行った前澤社長が行った「1億円プレゼント企画」。
あれは本物でしたね。
賛否両論ではありましたが、社会的に有名な人が、わざわざ社会的信頼を落とすようなことは考えられません。
とはいえ、あの企画の時にも同じアカウントの詐欺がありました。
なので、
- Twitterの公式マークがついているかどうか
- 社会的に有名な人か
どうかも併せて確認しておきましょう。
その両方を同時に満たす人なら、信じてもいいでしょう。
過去ツイートを見る
これは上のどちらか、もしくはその両方を満たさない場合です。
「隠れ有名な人だっているだろう!!」という場合です。
過去ツイートを見て「プレゼント企画ばかり」ならば、ほぼ詐欺です。
有名人のアイコンと名前を騙ってる場合も同じです。
過去ツイートを確認して、プレゼント企画がやけに多い場合は偽物と判断しましょう。
相手が応じるかどうかは不明だが・・・
これは「札束」で見せてくる映像に対して、こうリプライしてみてください。
それに「どうしてですか?」や「応じれません」って返信が来たら、99%ぐらいの確率で「詐欺」と考えておきましょう。
とはいえ、これは恐らく応じないので上の2つが主な方法です。
まとめ: 現金プレゼント企画と詐欺
今回は短いながらも、Twitterにはびこるプレゼント企画の危険性を解説しました。
何度でもいいますが、詐欺を100%見破る方法はありません。
ですが、100%善意のプレゼント企画なんてのも存在しません。
管理人はそういった被害が少しでも減ればいいと願っています。
というわけで今回のまとめ
- プレゼント企画は「リツイート&フォロー」で現金や物質を無料で上げる企画
- 承認欲求になりたい、お金を得るために偽のプレゼント企画を行う場合が多い
- ハングレ集団やダミー札束など、映像を偽物で作ることが出来る
- その他の映像も簡単とは言えないが、作れる
- 公式マークかどうか、過去ツイートを見るなどで判断する
- 100%善意もないが、100%見破る方法もない
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