ここで伝えることは絶対にマネしないでください。
死亡者すら生み出してしまった危険なゲームです。
友人同士でも絶対に試そうとしないでください。
こんにちは。タクヤンです。
今回お話しするのは
青い鯨
というゲームです。
たしか映画の題材にもなったようなゲームだったと思いますが今回お話しするゲームは決して試さないでください。
参加もしないでください。
”青い鯨”とは?
”青い鯨”というのはロシアから生まれたゲームです。
2015年頃にSNSなどを介して参加者を自殺を教唆・自殺へと追い込むといったゲームのようなものです。
数多くの自殺者を生み出してしまった通称”自殺ゲーム”です。
- 社会に不満がある人
- 生に絶望している者
などの人を狙っており、「特別なやり方で命を絶てば救われる」、「選ばれし者だけの世界がある」という誘い文句でゲームを開始させるというゲーム。
インドや中国、南米など形を変えて今でも多くの自殺者を出した恐ろしいゲームです。
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”青い鯨”のゲーム考案者
引用:Man behind Blue Whale ‘game’ says he’s ‘cleansing society’ | Daily Mail Onlineより
このゲームを考案したのはフィリップ・ブデイキン(当時21歳)であり、2012年からずっと構成を練ってきていたそうです。
また、彼をリーダーとした「死の集団」と呼ばれる心理学に熟知した人間達で構成されていて、主に判断能力が完璧とまで言えない、信じやすい少年少女たちをターゲットにしていました。
彼は被害者の少年少女達を
- 生物学的な廃棄物
- 社会においてなんの価値もない人間
- ただ社会を掃除しただけ
- 彼らが選択したのだ
など馬鹿にした発言をしている。
正直口が悪くなりますがこの男こそが真っ先に掃除されるべき人間だと思います。
たしかにこのゲームが自殺願望がある少年少女を純粋に救いたいとかいう思いから作られたのであれば許されることではないですがまだ狂った人と思えますが、このゲームは「広告収入目的」でも考えられています。
つまり青い鯨というのは金のためであり、社会のためとかではないですよね?何が掃除なんでしょうか?
”青い鯨”のゲーム内容やそのルールは?
青い鯨のやり方として最も浸透していたのはロシアのSNSサイトのVKontakteにおいてゲームマスターとコンタクトを取ることから始まります。
ゲーム内容は50日間にわたって毎日異なる課題を行うようにSNSを通じて要求され、その証拠画像を投稿するように求められます。
至ってシンプルなゲームのように感じられますが、課題はだんだん過激になって最終的に自殺を求められます。
内容そのものも初めでもかなり過激になっており、実際に出されるお題を掲載するわけではないのでほんの一部のみです。
- 1日目:手に「f57」と刻んで写真を管理人に送る
- 10日目:なるべく高い屋根に上る
- 26日目:死ぬ日を伝えられるのでそれを受け入れる
- 50日目:飛び降り自殺を行って命をささげる
全部の日に行われる課題が危険すぎませんかね?でも、途中でリタイアすることはできません。
なぜならリタイアしようとすると
- どこへ逃げても捕まえてやる
- 私はお前の情報を知っている
などの脅し文句を言われる。
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なせ青い鯨は危険なのか?少年少女たちにとってどう見えるのか?
青い鯨がなぜ危険なのかというと、最初は「ゲーム感覚」で少年少女たちが参加していくからです。
そもそもゲームは楽しいものであり,多少過激なものであれスリルというものを感じることが出来ます。
この青い鯨が恐ろしいのは「最初はそういった本性を見せない」といったところです。
最初は「朝早く起きてホラーゲームを見る」、「特定の音楽を聴く」などを指示してきます。
その写真をSNSにUPするということも義務付けられており、少なくともその写真をUPすることで周りから
- 凄い
- よくやった
- 見直した
などなど注目されるわけです。
SNSにハマる若い子たちって目立ちたい子が多いわけでこういったものに多少の興奮を覚えてきます。
後は引き返せないところで正体を現すのが青い鯨なんです。
しかも主なターゲットは割と写真を挙げる子たちであり、自殺をするなど世間から少しでも注目を浴びたい子たちです。
そんな子たちだけでなくても今のSNS依存症の子たちにとっては麻薬といってもいいのが青い鯨の正体です。
青い鯨はなぜ途中で逃げることが出来ないのか?
これは中国の事例になりますが、中国でも青い鯨なる自殺ゲームが浸透していました。
しかも無関係に見えて実は青い鯨ゲームであるという対策をしてもその間をすり抜けられるいたちごっこ状態。
そして中国では10~20代前半の女性が圧倒的に多く、彼女たちは参加するときに自分の裸の自撮り写真を主催者に渡すことが要求されるんです。
後は「途中で逃げればこの写真を公開する」と脅されて簡単に逃げれなくなるという仕組みになっているんです。
こんな感じで若い子たちが自分たちの個人情報に関する認識が甘いのかうっかり渡してしまうのも青い鯨から逃げれなくなってしまう原因の1つです。
他にも家族を人質に取られていたり自分の住所を知られていたりとうっかり個人情報をネットに書いてしまった子も簡単には逃げれない状況でした。
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自殺ゲームがもたらした社会的影響は?
このゲームは2015年に始まってからわずか5ヶ月で170人もの犠牲者を生み出してしまいました。ロシアでは若年層の自殺率が57%も増加していました。
さらに最悪なことにこのゲームはSNSを媒介にしているので世界中に拡散されてしまい、考案者は逮捕されたがそのルールなどは残ったまま違う形で新しいゲームとして今も世界に残っています。
中国やインドでも「MOMO」という名前に変えてこのゲームの魔の手は伸びていき、何とか対応していても完璧と言えないのが現状だそうです。
もちろんいい意味での新たな現象も生みました
- ブラジルでは何百人ものボランティア協力によって生命を重んじて抑鬱に立ち向かう「ピンクの鯨」運動が始まる
- 同国で人がある種の助けを探し求めるように導くことを提案する「黄色のカピバラ」運動が始まる
- アメリカでは同じ名前のサイトで「精神面の健康や幸福を促進する50日間の課題を提供」する活動も行われている
青い鯨みたいに悪魔のようなゲームが生まれた一方で、しっかりとした人の命を重んじる活動も生まれたという事です。
自殺ゲームの影響かは不明だが、映画「NERVE」って知っていますか?
そして、2017年頃に映画「NERVE~世界で一番危険なゲーム~」が公開された。
内容としては簡単にまとめると
- 女子高生ヴィーが裏オンラインゲームに参加
- ユーザーからの指令をこなしてお金をゲット
- だんだん要求がエスカレートしていく
- 最後は・・・・・
全部見ましたがやはり匿名性というものは恐ろしく、最後のゲームの選択は当然の結果だったのかな?と思います。
そしてその後、その匿名性というものがなくなった瞬間の人間たちの行動も素晴らしく描かれています。
この映画は普通に見るだけならハラハラするようなゲームだが、どんどん過激になっていき最終的にはプレイヤーの命を奪いかねない命令になるのはやはり「自殺ゲーム」から発想を得ているのかなと感じましたね。
とはいえ、映画のオチとしてはあと一歩なのもので「そこで終わり?」という感想でもありました。
まぁ、個人の勝手な評価としては
- 物語の展開: 4
- 演出: 3.5
- 物語のオチ: 3
- 脚本: 3
- 総評: 3.5
可もなく不可もなく,でもめちゃくちゃいいわけでもないが、めちゃくちゃ悪い映画とも言えない。
今のSNSにおける社会風刺のような映画でもあります。
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青い鯨事件のまとめ
早速ですが青い鯨のまとめを行います。
- 青い鯨はロシアを発祥とした自殺ゲーム
- 参加者は世間から注目を浴びたい若い子たち
- ゲーム内容は簡単なものから段々と過激に
- 最終的には自殺に追い込まれる
- SNSを媒介にしているので根絶はほぼ不可能
このゲームは何かの映画で見てから 調べてみて知りました。(NERVEでした。)
この記事を読んでくださった方に言えることがあります。
困っている方がいるなら必ず助けてあげてください
困った様子がある人なら必ず救いの手を差し伸べてください
知らない人には難しいかもしれませんが、身内の人なら変化などは分かるはず
です。
こういった自殺ゲームに参加してしまうのは先ほども書きましたが「苦しんでいる人」です。
もちろん参加しない方が絶対にいいんですが、やはり心がまいっている人はこういうものに対して抵抗力が下がるというものです。
こんなゲームが日本では大きく問題にはなってないですが、このゲームが日本に絶対に入り込んでほしくないことを祈るしかできないのがつらいところです。
そして最後に、管理人はゲームというものは人を楽しませるものと信じています。
こうやって現実の人を死に追いやって救済だ掃除だなんてきれいごとをほざくのはゲームではなく、ただの人殺しと思っています。
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