こんにちは^^タクヤンです。
今回お話しするのは
ケムリクサ
楽しむ4つのポイント
です。
改めて見て思ったことを紹介していきます。
ケムリクサとは?
ケムリクサは2019年1月~3月に放映されたフルCGアニメーション作品。
「ヤオヨロズ」制作の作品であり、
- 原作・脚本・監督:たつき監督
- 作画監督:伊佐佳久
- 美術監督:白水優子(別名:ゆっこ)
- プロデューサー:福原P
が主に担当している作品。
ケムリクサは実は2010年から2012年にかけてニコニコ動画にプロタイプというべきか同じタイトルで自主製作アニメが投稿されているのである意味で「7年越しのリメイク版」ともいえる作品となっています。
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ケムリクサを楽しむためのポイント1: 独特な世界観と個性的なキャラクター
ケムリクサは
- 赤い霧に包まれた荒廃した世界
- 人気の無い世界
- 猫耳でいつもおっとりしたお姉さんキャラのりつ
- メイド服のような服を着たムードメーカーりな
- 物語の中心的人物のまとめ髪(可動式)のりん
- 謎の機械生命体「ムシ」を「ケムリクサ」を用いて戦い
- 姉妹たちが旅を通じて目指すものとは・・・・
といった感じで明らかに現実世界とは違うような世界となっていますが、舞台のモデルは軍艦島らしく、100%現実と違うとはいえません。
さらにキャラクターには上の3人以外にも
- りく
- りょう
- りょく
- わかば
- シロ
などなど個性的なキャラクター達が登場します。
さらに、ケムリクサの公式サイトを見ると分かりますが、上の5人のキャラクターは表記されていません。
特に「わかば」は1話目から登場し,物語のキーパーソンになるのにも関わらずです。
ケムリクサを楽しむためのポイント2: 細かい伏線とその考察
このケムリクサを楽しむにあたって「考察」・「伏線」があります。
他のアニメでもそういったものはありますが、たつき監督が作る作品は特に「考察」が楽しい作品です。
ケムリクサはその「考察ポイント」・「伏線」が1話~12話すべてに散りばめられており、それを様々な場面で回収しております。
特に「伏線」は小さな場面などでも回収されており、リアルタイムで気づかれることも少なく、後々視聴者が「マジかよ・・・・鳥肌立った」という感想になることもしばしば。
この後の3つ目のポイントにも記載しますが、11話が終わった後助けを求めて1~11話全てをもう一度見直して助けを求める視聴者も少なからずいたとか。
また、ニコニコ動画にも複数あるいわゆる「考察動画」と併せてみればこのケムリクサをさらに楽しめるでしょう。
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ケムリクサを楽しむためのポイント3: スロースタートからの怒涛の追い上げ
これはたつき監督が担当した「けものフレンズ」などでも言えたことでしたが序盤は物語はゆっくりと進んでいきます。
最初から全力でぶん殴ってくる「ポプテピピック」などではなく、ゆっくりゆっくりと温めていき最終的に爆発させるような物語が「ケムリクサ」です。
そのせいもあってか「けものフレンズ」の1話では
- 平成最後の糞アニメ
- よし!解散!
- 他のアニメ枠に時間を渡せ
- 5分アニメでもきつい
などいわゆる1話切りのユーザーが多く「入園試験」など言われていました。
ですが、2話からその評価は徐々に変わっていき3話以降は
- 平成最後の神アニメ
- 他から時間をもらってこい
- 体感5分
- 勝手に終わるな
- たーのしー!
- たつきありがとう
などなど社会現象にまでなるほどの評価になっていきました。
アニメ評論家ではない管理人ですが、たつき監督が脚本やその基礎をしっかりとしており尚且つそれをゆっくりと積み上げていったからこそ成しえた評価だと思います。
そしてこの積み上げ手法が結果としてアニメでは「世界観説明→キャラクターたちの心情や目的→旅(冒険)→壁に当たり→解決」という王道なストーリーになったのだと思います。
また、ケムリクサとけものフレンズの10話~12話の終盤に向けての怒涛の追い上げは似ているのにも関わらず見ていた人たちは同じように「ハラハラドキドキタスケテ」という気持ちになっていたでしょう。
実際、ニコニコ動画でもこの時期は藁にも助けを求める視聴者が多かったです。
管理人もリアルタイムで見ていた時同じでした。
展開は似ているのにも関わらずこの気持ちになれるというのは物語を下手に凝らず王道で展開していたからだと思っています。
この理論に最も近いのがニコニコ動画にもある「三幕構成」というものらしく「バックトゥザフューチャー」を例にして説明しており非常に分かりやすいものとなっています。
普通アニメを見るにあたってそこまで気にはしないでしょうがそういった物語の制作手法などを知るとより一層他のアニメも同じように楽しめます。
ケムリクサを楽しむためのポイント4: CGの細かな動き
特に細かいCGの動きを楽しむのもこのケムリクサの楽しむためのポイントです。
「irodori」はニコニコにアップされた2009年8月20日の作品が「伝説の始まり」となっており約10年前から同人サークルとしてCG作品を作っていました。
当然同人サークルであり、様々な作品とのパロもありますがCGの動かし方や物語、ギャグ、そして最終的なオチなどは何回も見る価値ありです。
そして、CGの動かし方に定評のあるたつき監督は特に「けもの耳の動かし方へのこだわり」を感じます。
- サーバル
- りつ
この両者の耳の動きなどはニコニコ動画での1話で確認することが出来ますが、
- 音が鳴る
- 聞こえる
- けもの耳がまずそっちに反応
- キャラがそちらを向く
といった動きになっており、けもの耳が単なる飾りになっていないのが細かいと思います。
勿論アニメの納期や人間の手による作品なのでCGの多少のミスなどもありますが、その部分を考慮しても特にCGの動かし方には細かく配慮しているといえます。
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終わりに
ケムリクサを見ていない方はぜひとも見てほしいと思います。
CG作品故好き嫌いなども分かれる作品と思いますが、少なくとも見て損はないですし、物語も最後は納得できると思っています。
また、ネタバレにもなると思いますが各話の感想も綴っていこうと思っています。
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