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皆さんこんにちは、結月ゆかりです。今回は意味が分かると怖い絵を一緒に見ていきましょう。今回の意味が分かると怖い絵はこちらとなります。
ホロフェルネスの遺体発見
これは無料ゲームアプリ「怖い絵1」の攻略も兼ねています。
攻略一覧に戻る → 【意味が分かると怖い絵】全シリーズの問題攻略一覧まとめ
“ホロフェルネスの遺体発見”とは?
この作品は1470年に「テンペラ」という手法を用いて”サンドロ・ボッティチェリ”によって描かれた作品です。作品の依頼主は不明ですが、誰かのごく私的な所有物として描かれた可能性もあります。
また、この作品では彼”トルソ(頭や四肢の無い彫刻)”の美しさを最大限に活かしたものという評価も受けています。
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意味が分かると怖いポイント1
先ほども言いましたが、「トルソ」とは彫刻用語でイタリア語の「胴体」を表しています。
不完全だからこそ美しさがある・・・・。それがこのホロフェルネスの首です。
ちなみに、この首はこの絵と対になっている「ユディとの帰還」に描かれています。
意味が分かると怖いポイント2
ホロフェルネスは敵国の女をベッドにいれて殺害されました。でも身体だけはまだ自分が死んだという事を理解していないんでしょう・・・・。
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意味が分かると怖いポイント3
使用されたのはこの赤い布です。寝首を取られたのであればこの絵にはもっと血が飛び散っている筈です。
でも、美しさを追求する画家はただ血を描くだけでは美しくないと感じたんでしょう・・・。
意味が分かると怖いポイント4
遠近法が滅茶苦茶になっているのが分かりますか?これには正しく描かないことで絵を見ている人に絵の中に入り込んでいるような感覚に陥れるという思惑があります。
つまり私たちは絵を挟んでいるのではなく、すでに殺害現場に立ち会っているんです・・・。
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