ここで伝えることは必ずしも検索を推奨する為ではありません。
怖くて見れない方のための簡単な解説ページです。
管理人も調べて何回も後悔した単語もあります。
今回紹介する「検索してはいけない言葉」は
はじめてのかていか
です。
注意事項ですが、ここでは画像・動画などは用意していない場合があります。
文章だけでも十分に気分を害することもありますので、気分が悪くなった場合はすぐに引き返しましょう。
それを踏まえた上でお進みください。
”はじめてのかていか”とは?
”はじめてのかていか”とは、2chオカルト板洒落怖の創作短編ホラー小説作品で、確認できる範囲では2000年が初出典になると思われます。
まとめサイトでも多く取り上げられており、かなり有名作品のようです。
ただ、有名なのはその内容は猟奇殺人的な描写があるので、こういった作品を見た事が少ない人にとってはかなりきつい作品ではある。
実際には、そう匂わせる描写となっている。
内容は以下で示すが、ここでは簡単に内容の流れを示す。
学校ではじめての家庭科を習った男の子に、妹の「ともよ」が産まれる。
祖父母や親戚が遊びに来たが、「ともよ」ばかり構って男の子は相手してもらえない。
無邪気な「ぼく」は早起きして家庭科で習ったカレーを家族に振る舞うつもりなのだが・・・・。
「はじめてのかていか」はどんな媒体?
先ほども話したが、この単語で出てくる媒体は小説です。
映像や写真などでは展開はされてないので、視覚的なショックにはそこまで襲われないのかもしれない。
ただ、想像を膨らませて読むと少し君が悪くなってくるとは思う。
文章に漢字が一切使われておらず、おそらく「ぼく」が書いたという設定。
文章からは小学生低学年らしく、幼い感じが出てきているのを感じられます。
家庭科を習う年齢なのに、漢字を使った文章ではない。
このことから、何かしら「ぼく」には漢字を書けない理由があるのかもしれない。
…と思ったが、文章を読んでいくと、ちゃんとした文を書く能力はあるように感じられる。
なんとも気味が悪い小学校低学年の子が書いた文章になっている
「はじめてのかていか」の内容は?
期間は7月5日~18日の「ぼく」の日記が書かれています。
はじめてのかていか
7がつ5にち
きょう、はじめてかていかをならった。
ケンちゃんは「かていかはおんなのかもく!」といってせんせいにおこられた。
せんせいは「いまはだんしもさいほうやおりょうりができないといけないじだい」といった。
はじめてのじゅぎょうはおりょうりだった。
1ぱんはごはんをたいた。2はんはおみそしるをつくった。3ぱんはカレーをつくった。
ぼくは3ぱんです。
じゃがいもやにんじんをほうちょうできるときはドキドキした。
「てをきらないようにゆっくりね」とせんせいがいった。
じゃがいもやにんじんやたまねぎやおにくをゴトゴトにた。カレーのルーをいれた。
しばらくしたらカレーができた。
やさいやおにくをきるときはきんちょうしたけど、そのあとはかんたんだった。
がっこうのかえりにびょういんにいった。
ママにカレーをつくったといったら、にっこりわらった。
ママがいえにいなくてさびしいといったら、もうすぐいえにかえれるといった。うれしかった。
「そのときはいもうともいっしょよ」といった。
いもうとは、ともよというなまえだ。ママはともよをうんだので、びょういんにいる。
「ともよもカレーをたべるかな」ときいた。
もうちょっとおおきくなったらたべるとママはいった。
おおきくなったら、ともよにいっぱいカレーをつくってあげようとおもった。
7がつ8にち
ママとともよがいえにかえってきた。パパはにこにこしている。
ぼくはママとパパにカレーをつくってあげようとおもってそういった。
「いいから、おとなしくしていなさい」
パパがそういって、なにもさせてくれなかった。
ママにあそんでもらおうとおもった。でも、ママはずっとともよとあそんでいる。
7がつ10にち
きょういえに、しんすけおじさんとかおりおばさんとおじいちゃんとおばあちゃんがきた。
おしょうがつみたいでうれしかった。
しんすけおじさんとあそんでもらおうとおもった。だけどあそんでくれなかった。
かおりおばさんにほんをよんでもらおうとおもった。だけどよんでもらえなかった。
おじいちゃんとおばあちゃんもあそんでくれなかった。みんなともよとあそんでいる。
「おへやにかえっておとなしくあそんでいなさい」
みんなにそういわれた。
7がつ12にち
こんどのにちようびに、またおじさんやおばさんやおじいちゃんやおばあちゃんがくる。
みんなともよとあそびにくる。ぼくとあそんでくれない。
「たべちゃいたいくらいかわいいって」
ママはともよをだっこしていった。
パパも「そのとおりだよ」といった。
「よかったねともよ」とママはいった。
7がつ18にち
はやおきしてカレーをつくった。やさいはじょうずにきれた。
おにくはむずかしかった。やわらかくてプニャプニャしてて、ちがいっぱいでた。
「ともよー!ともよー!」
ママがともよをさがしてる。もうすぐみんながくる。カレーがぐつぐつにえている。
「ともよー!ともよー!」
たべちゃいたいぐらいかわいいともよ。
とこういった具合の小説で、少し読みにくい。
「ぼく」は7月18日に、カレーを作ったが、「なに」でカレーを作ったか?
上手く伝えることが出来ないのが残念だが、この子にとっては妹のせいで家族から無視されているのを薄々感じている。
それでも、両親の言葉を純粋に信じてその言葉通りに実行するところ。
物凄く簡単に言うとそんなところだろうか・・・。
直深読みすると、さらに深みに入っていってしまうのがこの文章の魅力なのかもしれない。
まとめ: 「はじめてのかていか」
この文章はグロ映画やホラー映画などで慣れている人からしたら怖くないかもしれません。
そして、この文章の初めの方はあくまでも導入部分。
全体を通してしっかりと読むことでこの文章の恐ろしさを身を持って体験することができる。
私が恐ろしいと感じたところは、この主人公は良く言えば純粋。
悪く言えば「精神的に崩壊している子供」なのかもしれない。
今回のまとめ
- 「はじめてのかていか」は短編創作ホラー小説
- 映像や動画作品などではない
- 2000年出典の掲示板発祥の物語
- 幼い「ぼく」が「なにか」でカレーを作るお話
- 全体を通して読んでいくと、「ぼく」の異常性が見えてくる
- 不快に感じる人もいるため、検索してはいけない言葉になる
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