今回お話するのは
サイト情報配信ツール
RSS
です。
ブログを運営する人にとっては知っておいたほうがいい話です。(技術的なお話でありません。)
また、検索上位を狙って集客をする方法以外の人に対するお話も少し含めております。
RSSを分かりやすく一言で
本題のRSSとは何なのか?という話なんですが、
一言で表すなら、
ブログの更新情報を伝える為のブログの機能の1つ
ブログを更新したらその更新した情報を自動で配信してくれるので、かつて(2000年初頭)は猛威を振るっていました。
そのRSSではブログの主に以下のことを伝える役目を持っています。
- 記事のタイトル
- 記事の更新日
- 記事の内容の概要
- 記事を配信しているサイト名
RSSのメリット
今はTwitterがあり、メリットが重なるところがありますが、以下のメリットがあります。
- ニュースの速報を伝えれる
- 小説サイトなら更新を直ぐに知れる
- 記事の要約をその場で簡単に知れる
サイトを運営してるときに、「1人1人のユーザー」に伝えていくのはコストが無駄ですが、このRSSという仕組みがそれを解消しています。
自分のブログにアクセスを呼び寄せるための重要な要素で、これをRSSを利用することによって読者の興味を引き、お知らせをしていきます。
また、運営者だけではなくユーザーに対するメリットも被っていきます。
RSSリーダーなどを持っていれば、自分の好きなブログの更新情報をすぐに知ることが出来ます。
ユーザーにとっても「利便性のある」というメリットがあります。
ブログのRSSフィードの調べ方
ブログを所持している人なら「RSS 調べ方」でTOPに出てくる「RSSフィード取得・検出ツール」で調べることが出来ます。
そこに自分のサイトのURLを記入するだけで、RSS配信用のURLを取得することが出来ます。
また、単純に調べるだけならば
と検索しても調べることが出来ます。
RSSサイトの使い方&ツール
先ほど「取得したRSS」で作成した「フィード」を自分のブログの好きなところに張り付ければ使うことが出来ます。
他にも
- Livedoor RSS
- 忍者RSS
といった有名なツールで得られたRSS配信フィードを自分のブログの好きなところに張り付ければRSSを使うことが出来ます。
では実際に「Livedoor RSS」でどのようにRSSを使用するのか軽く解説します。
「Livedoor RSS」にアクセス
先にLivedoor RSSに登録しておかないと使用することが出来ませんが、無料登録でありそれ以外に必要な書類はありません。
RSSツールを使用したい方はぜひ無料登録してみてはいかがでしょうか?
↓TOP画面↓
「チャンネル」を作成
これは「RSSの配信枠」の作成となり,上の画像のような枠を作成することが可能です。
これが必要となるのは「ジャンルごとに作成」したい場合にはこのチャンネルを複数作り,登録するサイトをジャンルごとに分けることが可能です。
- 映画のまとめサイト専用チャンネル
- ゲーム系のまとめサイト専用チャンネル
- 芸能系のまとめサイト専用チャンネル
など複数のチャンネルに分けることが出来ます。
「RSS配信をするURL」を登録
この「検索窓(①)」に登録したいURLを挿入することでLivedoor側で自動的にRSSのフィードを取得してくれます。
もちろん相手側が「RSSのURLはこれでお願いします」と提示してきたURLを登録することも可能です。
「デザイン」などの見た目の変更
この画面で大まかなRSS配信部分のデザインを変更することができるので自分のブログの見た目に合わせてRSS配信部分のデザインを好きに変更することも可能です。
また,追加で細かい部分の変更はCSSで可能です。
詳しいことは以下のリンクからぜひご覧ください。(こっちは少し上級者向けです。)
作成したチャンネルをブログに掲載する
後は作成したチャンネルを「貼り付けコード」から選択して自分のブログの掲載したいところに張り付けるだけでRSS配信が出来ます。
後はアクセス解析やデザインの簡単な変更,登録したいサイトを追加することで自動で更新されていきます。
案外難しくないです。
RSSはどんなブログで使用するのか?
基本的には「まとめサイト」や「アンテナサイト」など、検索からのアクセス流入を視野に入れずにRSSの特性を活かした「相互トレード」を活かしたサイトでは重宝されています。
ていうか、こういったサイトではそのRSSを利用しないとアクセス数を稼ぐことが出来ません。
個人ブログや企業でも利用することは利用していますが、やっぱり
- まとめサイト
- アンテナサイト
このサイトが主にRSSという機能を利用しています。
まとめサイトにおけるRSSの役割
まとめサイトは「トレンドブログ」に属するブログであり,「旬・話題の記事」を常に配信し続けることでそのアクセス数を稼いでいます。
なので、その「旬な記事の更新情報」などを他のサイトで配信してもらい、アクセス数を稼ぐのにこのRSSは必要になります。
他のサイトを見ている人が旬な記事のタイトルを見て、リンクをクリックすることでまとめサイトに訪れてきます。
「トレンドブログ」は「RSS」を
- 他のまとめサイトと相互RSSをしてお互いにアクセスを送る
- アンテナサイトにRSS配信を依頼してアクセスを送ってもらう
として、「アクセス数を集めるための施策」のメインになってきます。
アンテナサイトにはRSSが必要
RSSは相手が記事を更新したらアンテナサイトも自動的にその情報を提示するという仕組みです。
先ほども伝えましたが「まとめサイト」を、収益が稼げるようになるまでには「アンテナサイト」というのは必要不可欠になります。
アンテナサイトとは何か?仕組みは?稼げるのか?稼げないのか?始め方などをまとめて解説!
こういったアンテナサイトがあるからこそ「まとめサイト」はアクセス数を稼げる。
基本的にアンテナサイトは放置するだけでいいといわれています。
ただ、アンテナサイトはRSSの性質上「相手が記事を投稿しないと成立しない」んです。
RSSは必要というのは当然なんですが、「RSSを配信してくれる相手が継続している」ことも必要です。
RSSの衰退理由は?
そして、調べてみてわかったんですが今はRSSそのものが注目されにくくなっていることでしょうか?
Googoleトレンドで調べてみると以下の画像のような検索結果がでてきます。
2004年~2006年頃はRSSは検索されていましたし、その有用性もGoogleトレンドから伺うことが出来ます。
しかし2010年代に入るころにはそこまで調べられることも無くなっています。
これは「TwitterやFacebook、tiktok,instagram」などのSNSが台頭してきて、ブロガーがそちらの方を使って情報の配信を行い始めたことが原因でしょう。
実際に今はTwitter経由でのアクセスが増加していますし、Twitterでバズらせた方がアクセス数も増大します。
RSSの機能とメリットがそのままSNSに引き継がれたと考えれば、衰退の理由も納得できるでしょう。
RSSは本当に使われないのか?
これは今のブログの現状を見てみるとなんとなくわかってきますが、個人が運営している小さな情報サイト(当ブログ含む)はあまり利用していません。
今のネットユーザーは「まとめサイト」の方を利用していることが多いです。
(TikTokやInstagramに若い子は流入していますが、それでも「まとめサイト」などは多数派)
つまり、RSSを利用した「相互RSS」や「相互アクセストレード」などを利用しているサイトに人が訪れています。
企業サイトや個人ブログなどは「SNS」などを利用し、まとめサイトやアンテナサイトはいまだ「RSS」を利用しています。
(SNSが台頭してきて、あえてRSSを使用するメリットは減ってしまっていますが・・・・・)
普通にRSSは現役であるというのも分かる。
まとめ: RSSはこんな機能
今はSNSなどの方からのアクセスの方が多く、確かにRSSの需要は少なくなってきたように感じられます。
しかし、正直な話RSSという機能自体は今でも重要な機能であるというのは変わりありません。
という訳で今回のまとめ
- RSSはブログの更新情報を伝えるための文章機能の1つ
- RSSを他のサイトに掲載することで真価を発揮する
- 主に重宝されるのはアンテナサイトやまとめサイト
- SNSの時代になりRSSよりもSNSを利用するのが増えた
- 今でもRSSは必要になるツールである
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