【怖い絵2】弦巻マキと見る”ダンテとウェルギリウス”の解説

やっほー。マキだよー。

今回紹介する意味が分かると怖い絵の名前は・・・・・。

この絵は1850年にウィリアム・ブグローが「油彩」で描いた作品だよ。

この絵でダンテの神曲、第8圏内の第10濠の様子が描かれているよ。

身近な人からも裏切られて誰も信用できなくなってしまった人は死ぬまで周りの人たちを殺し続けるさまを描いた作品で観る人の心に深く感情を植え付けました。

左の男は右の男の喉元に齧り付いているよね？

動物世界では弱肉強食だから肉食獣が喉元を齧り付くよね？

だからこそこの絵の人への恐怖心はすごいよね。

暗くて見ずらいと思うけど争っている男たちの右下に死体があるよね？

その後ろには殺し合いをした後の光景が見られるね・・・。

後ろの赤い光景は業火の炎だよ。つまり、地獄だね。

そしてその後ろで綺麗な歯で腕を組んで笑っているのは悪魔だね。

赤い帽子を被ってウェルギリウスにしがみついているのがダンテ。

ダンテはこの情景を叙事詩にもしているよ。