【怖い絵2】弦巻マキと見る”不幸な家族（自殺）”の解説

やっほー。マキだよー。

今回紹介する意味が分かると怖い絵の名前は・・・・・。

この作品は1852年に「油彩」を用いて”二コラ=フランソワ＝オクターヴ・タサエール”が描いた作品だよ。

この時の政府は貧乏だった画家を援助する為にこの絵を彼に描かせたんだってさ。

この絵は彼が当時の社会定義としてこの絵を描いて、彼自身もストーブで自殺をしたんだよ・・・。

この作品は絵はすごく綺麗なんだけどこれにまつわるお話が結構怖いんだよね・・・。

これはあれだね。「火鉢」だね。

彼女たちは「練炭自殺」をする為にストーブを使ってるんだよ・・・。まさに今自殺しているのがこの絵だね。

キリスト教では当然自殺は禁忌の行為。

お母さんの方はマリア様の所に行けないと分かっているから悲しい顔をしてこの姿を見ようとしてるんだろうね・・・。

この時代の冬で裸足なのはおかしいと思わないかな？

彼女たちは靴下を買う事さえできないほど貧乏だという事が分かるね。

この絵は素敵と思ってはいけないと思うけど、そんな考えは作者の才能に敗けてしまうかもね。

自殺を選んだというのに彼女の顔はとても美しくて儚く感じるでしょ？作者の才能があるからこそこんな絵を描くことが出来るんだよ。

ちなみに、この絵は上級階級の社交場でもあるサロンで飾られていたんだよ。

この絵を見た若い女性の自殺へのハードルが下がっていったって言われているんだよ。この絵一枚でそこまで変えるなんて恐ろしい魅力を持つんだね。