【怖い絵2】弦巻マキと見る”ぶらんこ”の解説

やっほー。マキだよー。

今回紹介する意味が分かると怖い絵の名前は・・・・・。

この絵は1767年にフラゴナールが「油彩」を用いて描いた作品だよ。

よく見る絵だけどこの絵にも案外知られていない怖い話があるよ。

特にこの時代では「夫婦」というのは子供をもうける為だけの「契約」にすぎないんだよ。

だから子供をもうけたあとは夫婦ともに不倫してもいいという風習があったよ。

ブランコに乗っている女性が靴を放り投げているよね？

この行動には宗教的な意味があり、「解放された性的」な意味が含まれているよ。

この女性は結婚しているがその関係を無視して他の男とも恋仲になろうとしている・・・・ということを表しているのかもね。

天使の像は「愛と美」を表すよね？

そんな天使が人差し指で「しー」としているんだから「隠れた恋」・・・不倫を表しているのは間違いないよね？

この男は美しい女性を我が物にしようとして愛の歌を歌っているところだね。

この部分が少し変な所。

この男性は彼女の夫だよ。

フランスでは夫婦ともに不倫をしても見て見ぬふりをする文化がある。

つまりこの絵は夫が妻の不倫を後押ししているというなんとも奇妙な意味になっているよ。