【怖い絵2】弦巻マキと見る”折れた背骨”の解説

やっほー。マキだよー。

今回紹介する意味が分かると怖い絵の名前は・・・・・。

この絵は1944年に「油彩」も用いて”フリーダ・カーロ”が描いたものだよ。

彼女は自画像を描くことが多くて、この作品もその一つだよ。

彼女は6歳のころに脊髄に異常があって後ろ脚を引き摺って歩いていたんだけど、18歳の頃に交通事故で身体を壊していってしまうんだよ。

最終的には身動きできなくなり、若くして亡くなるんだよ。（この絵のようにいつ壊れてもおかしくなかったんだろうね。）

彼女の体の中心には古代風の円柱の柱があるのが分かるかな？

この絵は彼女自身を表しているよ。

彼女は18歳の頃に事故にあって後遺症が出てきてしまったんだよ・・・。

この絵は脊髄が弱っているため、自身の骨を柱として表しているんだよね・・・。

彼女の眉毛が繋がっているように見えるけど、見方を変えるとカラスにも見えるという不思議さ・・・。

このカラスは今まさに絵から飛び出して自分の帰るべき場所に向かっているのかもね。

女性の後ろの背景は荒れ果てているよね。

そこには活力は見いだせないからこそ傷だらけの彼女の立ち続ける強さに惹かれるのかもね。

この全身を締め付けるのは金属バックルつきの布製のコルセット。

これを身に着けるのはどう考えても苦しいよね・・・。